コロナ禍を乗り越えて
(北海道マラソン 2022年8月28日)
2020年から世界中を同時に襲ったコロナ禍で、マラソン大会も相次いで中止になりました。
ランニング仲間と会うことも出来ず、大会も開催されず、先が見えない中で悶々とした日々が続きました。
外に出るのも白い目で見られそうな日々に、早朝から人のほとんどいない河川敷を走ったりすることで、いつ開催されるかわからないレースへの準備をしていました。
モチベーションを維持するのも大変で、大会を走れないことによる焦り、虚しさ、苦悩、色々な想いがありました。
当たり前のようだったことが、当たり前ではなくなった日々は、約2年間続きました。
そして、2022年8月に北海道マラソンが開催されることになり、迷わずエントリーしました。

2年7ヶ月振りにフルマラソンを走れる、と分かった日から、練習にもさらに力が入りました。
そして降り立った北海道・札幌。会場には大勢のランナーの姿があり、ようやくこの規模の大会が開催できるようになったのかと感無量になり、スタート前に涙を流しました。
気温も22℃、まずまずのコンディションです。
テンションが上がり、スタートを迎えました。

サブ4ペースから大きく遅れていますが、焦らず行きます。
10kmの時点で計算すると4時間2分程度ですが、上げると潰れると思いますので、そのままのペースを維持していきます。
練習の時よりは、上手く走れています。
20kmに入る前に、既に先頭ランナーとすれ違います。
ランナーも走りながら、大拍手を贈ります。
マラソンの素晴らしいと思うところです。

ブランクは大きく、中間点以降もサブ4には届かないタイムです。
やはり、今回はブランクがあったことで完走できるだけで良し、サブ4はまた次のレースで挑むか、などと頭の中で思いました。
それをすぐに打ち消しました。
何のためにここまで頑張ってきたんだ、やっと待ちに待った大会を走れるのに、そんな気持ちで良いのか、と思い直し、喝を入れました。

まだまだ諦めていません。
前半の抑えが、ここで生きてきました。
ペースを上げて、どんどん抜いていきます。
残り4kmを過ぎて、北海道大学の構内に入ります。
計算すると、ここから上げて我慢すれば、サブ4が見えます。
こうなったら、狙うしかありません。

歯を食いしばって、ペースを上げていきます。
その1秒をけずりだせ!と言い聞かせて、頑張っていきます。
苦しい中でも、サブ4が見えました。
ラスト1kmは最後の力を振り絞って、奇跡の大逆転サブ4に向かっていきました。

フィニッシュタイムは、ネットタイムで3時間57分でした。
これまで19回フルマラソンを走ってきましたが、その経験が生きました。
初マラソンからの連続サブ4は、20回連続で続きました。
きつかったですが、楽しかった北海道マラソンでした。
そして、奇跡のサブ4達成は、とても嬉しかったです。
皆さまありがとうございました。

詳しくはこちら 2年7ヶ月振りのフルマラソンに向かって
20回目のフルマラソンへの挑戦

